高級クラブは会員制で単価もキャバクラより高いのが特徴
キャバクラととても似ているけれども、利用したことがなければ違いが明確にはわかりづらいのが『クラブ』です。若者が音楽をガンガン鳴らして踊りまくるアレではありません。銀座などにある高級クラブのことです。
キャバクラとの決定的な違いは、会員制であること。中には会費が必須の高級クラブもあります。特に超が付くほどの高級クラブは会費が必要なのが普通で、入会するだけで100万円かかるようなお店もあるんです。
高級クラブというだけあって料金もちょっと、いや相当高めに設定されています。
キャバクラのようにセット料金があるんですけど、高級クラブの場合はこれが1万円や3万円など、キャバクラの2倍から数倍します。それとは別にテーブルチャージやボーイチャージやホステスチャージなど各種チャージ料が安くても数千円ずつ程度加算されていって、もし延長するのであれば、さらに数千円から数万円がが追加されていきます。
トータルの料金にサービス料として40%前後のサービスチャージがプラスされて、消費税が加わり、最終的な料金が決定されます。
ボトルを入れればさらにかかりますし、食べ物を注文すれば、もちろんこれも加算されていきますよ。
1回遊ぶのに最低でも5万円前後は必要と思っておきましょう。高いボトルを入れれば、10万円は優に超えてしまいます。
その代わり、高級クラブのホステスさんはキャバクラ嬢とは違う雰囲気とスキルを持っています。それが料金に見合うかどうかの判断は人それぞれですけど、最高のおもてなしを受けられることは間違いありません。
人の紹介がないと入店できないケースが多い
高級クラブは、そのほとんどが会員制であることは説明した通りです。会員制ということは、誰でも気軽にフラッと入店することは不可能であるということ。
これは、よく耳にする「一見さん、お断り」と同じことを意味しています。つまり、常連さんなどの紹介がなければ利用することすらできません。
キャバクラ未経験者にとっては、かなりハードルが高そうですよね。実際に高いです。行きたいと思っただけでは行けないわけですから。
もし高級クラブに興味を持ったら、実際にお店に通っている人や会員となっている人を探し、その人に紹介してもらわなければいけません。利用するまでに超えなければならない壁がいくつもあることを考えると、縁を作ることすら難しそうです。
モテない男には敷居が高すぎる
ここまでの高級クラブの説明をざっくりとではありますが、してきました。ちょっと、さすがに利用が難しく感じませんか?
利用料金が他の飲食店などと比べるとかなり高くて、そもそも紹介制の会員制になってるわけですから、僕もそうですけど、普段から女性にモテず、特にパッとしない人生を歩んでいる男の人にとっては、もうこの時点でかなり高すぎる壁が目の前を覆っていることになりますよね。
他にもまだまだ壁はあります。クラブはホステスさんが複数人、同じテーブルに座って接客してくれるのが基本スタイルとなっています。女性慣れしていない人が、その状況に果たして耐えられるでしょうか。
さらには、ハーフパンツやジーンズ、サンダルなどの格好では入店できないなど、ドレスコードが設けられていたりもします。帽子もダメですし、サングラスをかけていても入店は基本NGのお店ばかりです。
それなりのステータスと立場とお金を持っている人しか行けない場所が、高級クラブと呼ばれるお店なんですね。
正直、僕にとって高級クラブというのは、あまり魅力的な場所ではありません。
システム的にキャバクラとは遠くはないですけど、通えたとしてもリラックスして女性とお話しすることは難しいでしょうし、ガールズバーのように気軽に行けるような場所でもないですから。「なんとか知り合いのツテを辿って行きたい!」と、少なくとも僕はそう強く思うことはありません。